21日に開催された沢登の引退試合を見に行ってきました。
エスパルスオールスターズとジャパンオールスターズの試合で、
集まったプレーヤーは豪華絢爛な OB 陣だったので、ファン垂涎ものの試合でした。
ノボリは前半はエスパルス側、後半はジャパン側でプレーをしていたのですが、
晩年のプレー通りに組み立て役やサイドでの展開が多く、
あまり派手な活躍はしていませんでした。
とはいえ、人一倍動いてクロスを入れ、スルーパスをねらい、FK を蹴り
ピッチの至る所に現れるその姿はまさに「沢登」の動き。
カズのアシストを含めいい形のクロスを放り込み、
自身では抜けだしてゴールを決めるところは、
派手ではないもののやはり主役の活躍でした。
まぁ、(ほぼ) OB の試合ということもあり試合が白熱したわけではないですが、
引退試合としては最高の試合だったと思います。
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その他:
この日、派手に目立っていたのはこんな人々でした。
- カズ (三浦知良)
- ジャパンオールスターズでフル出場。 OB 相手とはいえ、ドリブルやトラップの技術が光っていました。
体力面はわかりませんが、今年もプロとして戦ってくれそうです。
- ケンタ (長谷川健太)
- ケンタの引退試合と勘違いしそうな程、大きな声援を受けていました。 体つきもプレーぶりも現役時代とはほど遠かったものの、
エスパルスの元エースとして体を引きずって走っていました:)
- ラモス
- おそらく出場最年長だろうというのに、一番動いていたのではないでしょうか。 体力は落ちていても技術は錆びないという言葉通り、
素晴らしい動きを見せていました
- トシヤ (藤田俊哉)
- ノボリに遠慮していたのか、あまり活躍はしていませんでした。 が、ノボリもトシヤも両方好きな僕としては二人が同じチームで
パス交換してるだけで感動ものの光景:)
たった数本のパスでも十分試合の価値を上げてくれたのでした。
他にも大榎とかシジマールとか森岡とか(伊東)テルとか相馬とか、
そこに並んでいるだけでも感動ものでした。
予算が潤沢にあるわけもなくお金をケチりつつ、高速/下道を半々で行ってきました。
コースはこんな感じ。
- R246/R129
- 小田原厚木道路
- 箱根新道
- R1
- 日本平スタジアム
- R1
- 箱根新道
- 西湘バイパス
- R129 + R246
帰りは西湘バイパスの PA でおみやげを買うためにちょっとだけ寄り道。
ここの岩のりが好きなんですよね:)
行きは 3:00 弱ぐらい、帰りは 3:30 ぐらいかかりました。
ご飯を食べるためにぐるぐる回ったりしていたので、
全体では 8 時間弱ぐらい運転していたようです。
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ヘッドライト:
帰り道、箱根を 18:00 ぐらいに通ることになったのですが、
206XT はヘッドライトが暗いので
*1
ちょっと怖かったです(^^;
今後も山道を走ることは多々ありそうなので、ライト交換が必要かもしれません。
せっかく清水まで行って来たので、清水すし横丁まで行ってきました。
試合後で中途半端な時間だったので、ちょっとだけ食べてることにしたのですが、
たまに食べるものよりネタがよかったような気がします。
食べる回数が少ないので、気持ちの問題かもしれませんが(笑)
*1: ライトのカバー部分(?)が明度を落としているようなので、
交換する場合は電球を換えるのではなく、クリアヘッドライトに交換が必要みたい
Rooney がゴールを決めた瞬間、まずいとがっくりしてしまったのですが、
選手たちはそんなプレッシャーなど感じずにひっくり返してしまいました。
特に Henry の決勝点は劇的で、ゴール自体が素晴らしかったこともあって、
胸にぐっと来るものがありました。
Eboue の速いクロスに Henry による矢のようなヘディングシュートは、
ベストゴールに数えたくなる素晴らしいゴールです。
攻撃面ではゴール前まで行って、その後の選択肢が少ないのはちょっと辛いですね。
Rosicky, Cesc あたりのミドルシュートが相手に脅威を与えないと、
うまく攻められずに膠着してしまいやすいようです。
特にこの日は SB の二人をあまりあげてこなかったので、
サイドからの攻撃も少なく手詰まりが多かったですね。
守備面では Eboue, Clichy の二人が C.Ronaldo, Giggs を押さえていたのが
かなり効いていたと思います。
大きく崩された危険なシーンは得点シーンと前半のロスタイムぐらいだったような
気がします。
あと、この試合では攻撃に意識を切り替えたタイミング(Van Pelsie 投入後)で、
中盤の底に誰もいなくなったシーンが多く見られました。
ロングボールで放り込みに近いサッカーを繰り返していて、
かなりリスキーだったのが今思い出しても冷や冷やします。
劇的な展開で United を打ち破ったのはよいものの、
前半に押されっぱなしだったことやチャンスで決められなかったことを考えると、
本当にぎりぎりの勝利だったのだと思います。
そのことも含め、最後の最後まで目の離せない素晴らしい試合でした。
結果: Arsenal 2 - 1 Man Utd.
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順位表:
この試合と Liverpool - Chelsea 戦の結果(Liverpool 勝利
*2
) によって、
1,2 位と 3,4 位の間がちょっと縮まったので、
2 位のチャンスが出てきたような気がします。
1 位は United の今後次第なので、まずは Chelsea を追い抜かすところですね。
Chelsea は DF 陣の不調で大きく調子を崩しているので、
メンバーが戻ってくるまでにもたついていれば、追い抜くのは十分可能そうです。
いつ John Terry が戻ってくるかにかかってくるのかも?
Liverpool は相変わらず不安定なプレーぶりなので、厳しそうです。
何試合か見ている感じでは Kuyt が崩れると大きく調子を落としそうな感じです。
Luis Garcia が怪我で抜けてしまったのも大きな痛手でしょうねぇ。
United は素晴らしい出来なので正直穴が見あたりません。
まだ 12pt の差があるので United が落ちてこないと追いつくのは難しいでしょうね。
ただ、2004-2005 シーズンに Arsenal は 1 敗で大きく調子を崩したことがあるので、
今回も同じようなことが起きないかな、と期待しています。
*2: 勝ったには勝ったものの、試合展開はどちらもひどかった…