自分で定めた HDD 定期更新の時期を過ぎていたので自宅サーバの HDD を
新しい物(HDT725050VLAT80, 500GB)に交換しました。
今まで使っていたもの(Maxtor 4R160L0)が 160GB だったので、
容量は 3 倍になりました。
今までも容量には困っていなかったので、がらがらになりそうな気がします。
新しいディスクが追加になったので、今までのディスクをバックアップ用に、
今までバックアップ用に使っていたものを破棄する予定です。
バックアップ用はその前に使っていた 80GB のもので容量ぎりぎりだったので、
こっちが更新されるのはそれなりにありがたいかもしれません。
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Replace systems:
HDD を交換するに当たり、システムの更新もいくつか行いました。
今まで "そのうちやろうかな" と思っていたことがあったので、
勢いで入れてみました。
- LVM
- 今回の更新の(自分の中の)目玉。500GB の適切なパーティショニングなんて 今の時点で予測できるわけがないので LVM を使って変更できるようにしています。
PV, VG, LV の関係さえ押さえれば操作はさほど難しくありません。
- 2.6 系カーネル
- 今まで面倒くさがって 2.4 系のままだったのですが、 今回 LVM を導入するに当たり差し替えを行いました。
apt-get install だけで入ったので特に苦労しませんでした。
- grub
- なんとなく boot loader を lilo から grub に変更しました。 仕組みがちゃんと分かっていないまま適当に設定していたので、
途中で stage1.5 の領域を消してしまい復旧に手間取りました…。
- etch
- いい機会だったので一緒に dist-upgrade しました。
一週間稼働させていますが、問題なく動いているようです。
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rescue disk:
今回 boot loader を grub に変える際にへまをしてしまって、
立ち上がらない状態で四苦八苦する羽目になったのですが、
緊急事態用に grub が使える rescue disk を作っておく必要がありそうです。
*1
そもそももう少し boot strap に関する正しい知識を持っておいた方がよさそうです。
kernel parameter の意味などを押さえてないおかげで、
唯一使えた lilo から立ち上げるのにも失敗していたので。
まぁ、root partition の LVM 化をやるには準備不足だったのでしょう:p
*1: 最終的には Web から grub の rescue disk を拾ってきて復旧しました。