Debian Tips.

[sid]Tgif で日本語を使いたい(2001.0902)

debian の tgif は標準では日本語の font が登録されていない状態になっています。 これは /etc/X11/ja_JP.eucJP/app-defaults/Tgif に記述されている リソースがコメントアウトされているのが原因です。

もしあなたが root 権限をもっている のであれば、上記のファイルの コメントアウトされている(先頭に ! が付いている)行で、

をコメント解除し(先頭の ! を削除する)、 環境変数 LANG を ja_JP.ujis に設定すると、日本語が利用できるでしょう。

root 権限を持っていない のであれば、 [debian-devel:12714] を参考に、.Xdefaults を書き換えて実行すると、日本語が利用できるでしょう。 (参考)

手元の環境では、後者の設定をすることで 実行することが出来ました 。設定をしたのは woody ですが、sid でも同様の設定が有効です。

コメント解除をする場所(参考)

!Tgif.ConvSelection:            _JAPANESE_CONVERSION
!Tgif.SquareDoubleByteFonts: \n\
!-jis-fixed-medium-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
!-jis-fixed-medium-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
!-jis-fixed-medium-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H\n\
!-jis-fixed-medium-r-*--%d-*-*-*-*-*-jisx0208.1983-*,H,Ryumin-Light-EUC-H

[General]Java をインストールする(2002.0515)

debian では Sun の license の問題で、 Java2(JRE や JDK) が official package に含まれていません。

しかし、unofficial package として Blackdown project が debian package を提供しています。 これを利用することで debian でも Java2 を利用することができます。

Blackdown 版の java package を利用するには

# woody, sid の場合
deb ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/Linux/java-linux/debian woody non-free

# potato の場合
deb ftp://ftp.lab.kdd.co.jp/Linux/java-linux/debian potato non-free

という行を /etc/apt/sources.list に加えて、

のどちらかのパッケージを install すれば ok です。 (j2sdk1.3 package は j2re を含むので、開発をする場合は j2sdk1.3 package を、 java の実行環境のみがほしい場合は j2re1.3 package を install しましょう)

たとえば、j2sdk1.3 package を install する場合には root ユーザで apt-get を実行します。

% apt-get install j2sdk1.3

手元の環境では、これで install することが出来ました (環境は sid)。

また、Blackdown project では

なども packaging を行っているようです [debian-users:32727]

[General]Java 関係の library packages を便利に利用する(2003.1023)

debian には

などの java 関係の library が package 化されてそろっているのですが、 これらの library は /usr/share/java 以下に置かれるため、 環境変数 CLASSPATH を設定しなければいけません。

しかし、新しく library を入れるたびに $CLASSPATH を編集するのは面倒です。 そこで、.cshrc で /usr/share/java 以下のファイルすべてにを $CLASSPATH へ 追加するような script を 用意しました

この script を .cshrc の中で

setenv CLASSPATH `j2re_classpath --all`

として呼び出すと /usr/share/java の中にあるファイルすべてをロードしてくれます。

私は、不必要な library はロードして欲しくないので、 必要なものだけを .j2re_classpath に記述して

setenv CLASSPATH `j2re_classpath`

のように $CLASSPATH を設定しています。

/usr/lib/j2re1.3/lib/ext

以前は、Java の インストール型オプションパッケージ というものを利用して、 /usr/lib/j2re1.3/lib/ext を /usr/share/java の symlink にすることで 自動的にロードされるようにしていたのですが、この方法では ant が

% ant
Buildfile: build.xml

init:

compile:
    [javac] Compiling 5 source files to /home/katsuwo/work/e-Learning/build
    [javac] Modern compiler not found - looking for classic compiler

BUILD FAILED
file:/home/katsuwo/work/e-Learning/build.xml:11: Cannot use classic compiler, as
 it is not available.  A common solution is to set the environment variable JAVA
_HOME to your jdk directory.

Total time: 6 seconds

という エラーを出す ようになるため、symlink を使った方法は使わない方が良いようです。

[sid]システム内にもう一つ Debian 環境を構築する(2003.1224)

debootstrap を用いると、Debian システム内に もう一つの Debian 環境を構築することが出来ます。

もう一つの Debian 環境は

などに利用することができます。

debootstrap は実行すると、指定の directory に 指定したバージョンの Debian 環境を構築します。 例えば、sid 環境を /debian-sid 以下に構築したい場合は次のように指定します。

% mkdir /debian-sid
% debootstrap sid /debian-sid

まずは構築した Debian 環境の設定を行います。 設定する項目は

などです。

構築した Debian 環境に移行するには

  1. chroot /debian-sid /bin/sh として、sid 環境へ移行
  2. mount -t proc none /proc として proc を mount する
  3. mount -t devfs devfs /dev として devfs を mount する
  4. hostname -F /etc/hostname

という手順を踏みます。

参考資料